Jw_cadを使って図面を作成するとき、基本的な手順を解説します。
図は、ほとんどが、直線、円、円弧の組み合わせです。
Jw_cadを使って作図するのは、これらを描くと言い換えることができます。
そこで、効率的に描くのによく使うのが補助線です。
補助線を使って作図するということは、
・直線は、始点と終点を補助線の交点で決める。
・円、円弧は、中心を補助線の交点で決める
ことです。
それでは、四角を例に説明します。
四角をいきなり書く事もできますが、直線4本で書いてみます。
サイズは、たて=50mm、よこ=100mm とします。
まず、流れを箇条書きにします。
ここでは、A4にします。
設定
-用紙サイズ
-A-4
設定
-画面倍率・文字表示
-用紙全体表示
線属性
-補助線色
-OK
線
-水平・垂直にチェック
-左クリックで始点指示、線表示後、左クリックで終点を指示
ほぼ、紙いっぱいに引いておきます。
この十字の中心が基準になります。原点(0,0)と思ってください。
複線コマンドを使って、基準の垂直線を、右に50mmの位置にコピーします。
複線
-複線にする図形を選択 ・・・ここでは垂直線
-複線間隔に50と入力 ・・・数値を入力すると、コピーされた線が表示される
-作図する方向を指示・・・ここでは、垂直線の右側で左クリック
複線コマンドを使って、基準の水平線を、上に25mmの位置にコピーします。
線属性
-黒色
-OK
コマン直線を使って、補助線の交点4点を結びます。
線
-始点(補助線の交点)の近くで右クリック
-終点(補助線の交点)の近くで右クリック
これを、4回行います。
これで、四角を直線4本で書けました。
操作を間違えて、元に戻りたいときは、
CNTL+Z
または、
編集-戻る
で戻ります。
補助線を使って四角を描く操作を動画にしましたので、参考にしてください。
補助線は都度消してもいいし、後でまとめて消しても構いません。
ちなみに、私は会社ではAutoCADを使っていますが、同じようなやり方でで作図しています。