基本的な設定の方法と、設定の記憶方法について解説します。
主な設定は、基本設定コマンドでできます。今回は、必要最小限に絞って設定します。
使うコマンド:基本設定、用紙サイズボタン、縮尺ボタン、環境設定ファイル
画面の表示をマウスホイールで拡大・縮小が出来る設定です。
頻繁に使う機能です。
基本設定
-一般(2)タブ
-マウスホイール +またはーにチェックを入れる
-OK
これで、マウスホイールを動かすだけで、画面の拡大縮小ができます。
用紙サイズを設定します。
画面右下にある用紙サイズボタンで設定します。
用紙サイズボタン
-選択する用紙サイズをクリック
次に、縮尺を設定します。
画面の表示におさまるなら、1/1で描くのが分かりやすいです。
建築系等で大きな図の場合は、縮小します。
画面右下にある縮尺ボタンで設定します。
縮尺ボタン
-縮尺を入力
-実寸固定を選択
-OK
実寸固定と図寸固定の選択がありますが、実寸固定を選択しといて下さい。
こちらの方が使いやすいと思います。
両者違いについては、下記の記事を参考にして下さい。
用紙枠を赤の点線で表示します。
適当な位置に書いて、後で用紙枠の位置に移動させてもいいのですが、
大体、用紙枠の近くに書いたほうが便利です。
理由は、表示を用紙全体にする機能で、表示を用紙枠(図)に
することができるからです。いつでもこの表示に戻れます。
基本設定
-一般(1)タブ
-用紙枠を表示するにチェック
-OK
用紙全体を表示するには、
マウスの左右両ボタンを押したまま、右斜め上にドラッグして、
「全体」と表示されたら、はなす、でできます。
設定を保存しなければ、直前の設定が記憶されて、
次にjwcadを立ち上げた時に、前回使用した設定になります。
直前に使っていた設定ではなく、いつも、同じ設定で使う方が使いやすいです。
そこで、あらかじめ設定した設定を記憶して、これを起動時に読み込むには、
環境設定ファイル(JW_WIN.JWF)というのを作って、ここに設定を書き出します。
今後設定を加える度に、設定を保存できるようにしときます。
jwwフォルダの中に、JW_WIN.JWF というファイルを作ります.
設定
-環境設定ファイル
-書き出し
-ファイル名に、JW_WIN.JWF と入力
-保存
JW_WIN.JWFを作っておくと、Jw_cadを立ち上げた時、
このファイルの設定を自動で読み込みます。
操作を動画で解説しましたので、参考にして下さい。