Jw_cadで図面を作成する際、基本の単位を「ミリメートル(mm)」に設定して作業を進めるのが一般的です。しかし、作業の途中で一部の寸法だけ「メートル(m)」で指定したい場面が生じることもあります。
基本設定から「m単位入力」に都度切り替えたり、頭の中でミリ単位に暗算(0.1mを100mmに計算するなど)したりするのは、少し手間がかかります。
この記事では、基本設定は「ミリ」のまま、必要なタイミングだけ「メートル」単位でスムーズに数値を入力できる2つの方法をご紹介します。
一つ目は、入力欄のメニューを一時的に切り替える方法です。暗算が少し複雑な数値を扱うときに役立ちます。
①線分コマンドなどを選択し、数値を入力する状態にします。
②コントロールバーの数値入力欄の横にある「下向きの三角マーク」を右クリックします。
③メニューが表示されるので、その中にある「m単位入力」をクリックして選択します。
④この状態で入力欄に「0.1」と打ち込むと、「0.1m(100mm)」として図面に反映されます。
メートルでの入力が終わった後は、再度同じ手順で「m単位入力」のチェックを外せば、元のミリ単位での入力に戻すことができます。
二つ目は、あらかじめ設定を一つ有効にしておき、ショートカットのように入力する方法です。メニューを開く手間が省けるため、作業スピードが向上します。
①メニューから「基本設定」を開きます。
②設定画面の中にある「数値入力で 10¥ を 10m とする」というチェックボックスにチェックを入れます。
③線分コマンドなどで数値を入力する際、数値の後ろに「¥」を付けます。
④例として「0.1¥」と入力して決定すると、Jw_cad側で自動的に0.1m(100mm)に換算して処理されます。
このように、数値の末尾に記号を一つ付け足すだけで、ミリとメートルの混在入力を簡単に処理できるようになります。
Jw_cadでミリ単位とメートル単位が混在する図面を扱う場合、上記の2つの方法を知っておくと作業の手間を大きく省くことができます。ご自身の操作スタイルに合わせて、使いやすい方法を日々の図面作成に取り入れてみてください。
動画で解説しました。ご参照ください。