寸法まとめ その2

寸法まとめ その2

寸法コマンドの便利技まとめ : 作業をスムーズにする4つのテクニック

Jw_cadで図面を作成する際、寸法コマンドをより便利に使いこなすことで、日々の作図作業がとてもスムーズになります。
今回は、寸法を入力する際に知っておくと役立つ4つのテクニックをご紹介します。


1. 交点を指定せずに角度寸法を入れる方法 [00:17]


角度寸法を入れる際、わざわざ2線の交点を指定しなくても入力できる手順です。


基本の操作手順:

寸法コマンドで「角度」を選択し、1本目の線を左ダブルクリックします。
続いて2本目の線を左クリックで指示し、最後に寸法値を置きたい位置をクリックするだけで完了します。


180度以上の角度を表現したい場合:

角度の指定は「反時計回り」で認識されます。そのため、測りたい大きな角度の起点となる線を1本目として左ダブルクリックし、
反時計回りに進んだ先にある線を2本目としてクリックしてください。


2. 寸法コマンド実行中に一時的に文字を入力する方法 [01:25]


寸法を入れている最中に、「少しだけ文字を書き足したい」という場合に使えるコマンドの割り込み機能です。


操作手順:

寸法コマンドの実行中に、クロックメニューの0時方向(右方向)へドラッグして「文字」を選択します。
一時的に文字コマンドに切り替わるため、文字を入力して配置すると、自動的に元の寸法コマンドへと戻り、
そのまま寸法の入力を継続できます。


事前設定について:

この機能を利用するには、環境設定ファイルでの事前設定が必要です。「設定」メニューから環境設定ファイルの編集・作成を開き、下の方にある「文字」に関する設定値を「1」にしておくことで、割り込みが可能になります。


3. 入力済みの寸法値の小数点桁数を一括変更する方法 [02:38]


すでに図面上に配置してある寸法値の小数点以下の表示(例:3桁から1桁へ)を、後からまとめて変更する手順です。


操作手順:

①寸法コマンド内で、変更後の小数点桁数(例:1桁)を設定しておきます。


②「範囲選択」コマンドを使い、変更したい寸法全体を囲んで選択します。


③「属性変更」を開き、「寸法図形の値更新」にチェックを入れてOKボタンを押します。


注意点:

この一括変更は、対象の寸法が「寸法図形化」されている場合のみ有効です。


4. パラメトリック変形を使った寸法線や引き出し線の調整 [03:31]


寸法線の全体的な位置を上方向にずらしたり、引き出し線の出発点を短くしたりする際には「パラメトリック変形」が活躍します。


操作手順:

パラメトリック変形を選択し、動かしたい寸法線や引き出し線の部分を含めて範囲選択します。
起点の位置を指定し、動かしたい方向(上方向など)へ適当な位置まで持っていくことで、簡単に長さや位置を整えることができます。


いかがでしたでしょうか?一つひとつの操作は小さな工夫ですが、使いこなすことで図面作成の負担が減り、作業をより快適に進めることができます。実際の画面の動きを確認したい方は、ぜひ以下のリンクから動画本編もご視聴ください。


参考記事

寸法のまとめ その1
寸法のまとめ動画


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