Jw_cadで図面を作成する際、寸法コマンドをより便利に使いこなすことで、日々の作図作業がとてもスムーズになります。
今回は、寸法を入力する際に知っておくと役立つ4つのテクニックをご紹介します。
角度寸法を入れる際、わざわざ2線の交点を指定しなくても入力できる手順です。
寸法コマンドで「角度」を選択し、1本目の線を左ダブルクリックします。
続いて2本目の線を左クリックで指示し、最後に寸法値を置きたい位置をクリックするだけで完了します。
角度の指定は「反時計回り」で認識されます。そのため、測りたい大きな角度の起点となる線を1本目として左ダブルクリックし、
反時計回りに進んだ先にある線を2本目としてクリックしてください。
寸法を入れている最中に、「少しだけ文字を書き足したい」という場合に使えるコマンドの割り込み機能です。
寸法コマンドの実行中に、クロックメニューの0時方向(右方向)へドラッグして「文字」を選択します。
一時的に文字コマンドに切り替わるため、文字を入力して配置すると、自動的に元の寸法コマンドへと戻り、
そのまま寸法の入力を継続できます。
この機能を利用するには、環境設定ファイルでの事前設定が必要です。「設定」メニューから環境設定ファイルの編集・作成を開き、下の方にある「文字」に関する設定値を「1」にしておくことで、割り込みが可能になります。
すでに図面上に配置してある寸法値の小数点以下の表示(例:3桁から1桁へ)を、後からまとめて変更する手順です。
①寸法コマンド内で、変更後の小数点桁数(例:1桁)を設定しておきます。
②「範囲選択」コマンドを使い、変更したい寸法全体を囲んで選択します。
③「属性変更」を開き、「寸法図形の値更新」にチェックを入れてOKボタンを押します。
この一括変更は、対象の寸法が「寸法図形化」されている場合のみ有効です。
寸法線の全体的な位置を上方向にずらしたり、引き出し線の出発点を短くしたりする際には「パラメトリック変形」が活躍します。
パラメトリック変形を選択し、動かしたい寸法線や引き出し線の部分を含めて範囲選択します。
起点の位置を指定し、動かしたい方向(上方向など)へ適当な位置まで持っていくことで、簡単に長さや位置を整えることができます。
いかがでしたでしょうか?一つひとつの操作は小さな工夫ですが、使いこなすことで図面作成の負担が減り、作業をより快適に進めることができます。実際の画面の動きを確認したい方は、ぜひ以下のリンクから動画本編もご視聴ください。
寸法のまとめ その1
寸法のまとめ動画