図面を作成している際、特定のレイヤを「表示のみ」に設定して作業を行うことがあります。
表示のみのレイヤにある線は画面上で薄く表示されますが、そのまま複線コマンドなどで基準線として選択しようとすると、
「図形がありません」とエラーが出てしまい、読み取ることができません [00:28]。
この記事では、表示のみのレイヤにある図形や線を読み取れるようにする設定方法を解説します。
基本的な設定方法は以下の通りです。
①画面上にある「縮尺」ボタンを左クリックして設定ダイアログを開きます [00:34]。
②ダイアログ内にある「表示のみレイヤのデータを基準線等の場合は読取」というチェックボックスにチェックを入れます [00:42]。
③「OK」ボタンをクリックして確定します。
この設定を行うことで、薄く表示されている表示のみレイヤの線であっても、複線の基準としてクリックし、方向を指示することが可能になります [00:49]。
毎回ダイアログを開いてチェックを入れたり外したりする作業は、少し手間がかかる場合があります。
より手軽に設定を切り替える方法として、「縮尺」ボタンの右クリック操作が用意されています [01:07]。
①「縮尺」ボタンを右クリックすると、縮尺表示の横に「+」などの記号が追加されます [01:19]。
この記号が表示されている状態は、先ほどのダイアログ内の読み取り設定にチェックが入っている状態と同じになります。
②設定を解除して読み取れない状態に戻したい場合は、再度「縮尺」ボタンを右クリックします [01:37]。
記号が消えるとともにチェックが外れた状態に戻るため、簡単な操作で設定のオン・オフを切り替えることができます。
表示のみレイヤの図形を基準線として利用したい場合は、縮尺設定の項目を変更することで対応可能です。
作業の状況に合わせて、ダイアログからの設定と右クリックによる切り替えを使い分けてみてください。
動画で解説しました。ご参照ください。