コマンドによってレイヤ切り替え

Jw_cad使い方.com

Jw_cadの使い方について、入門から応用、自動作図まで解説します。

コマンドによってレイヤ切り替え

寸法線や、中心線、文字を外形線と別レイヤーにすることがあります。
そうすると、外形線以外を非表示/表示の切り替えができるからです。
AutoCADを使われていた方は、使っていた機能だと思います。
AutoCADでは自動でレイヤが切り替わりますが、
Jw_cad では、全く同じ機能はありませんが、少し似た機能がありますので紹介します。

 

■環境設定ファイルを編集する

 

JW_WIN.JWF をエディタで開く(TeraPadを使いました)

 

219行目をみると、ダウンロードした状態では、下記のようになっています。

 

219 #     ( 1) ( 2) ( 3) ( 4) ( 5) ( 6) ( 7) ( 8) ( 9) (10)
220 COM_LAY01 = 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
221 #     (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20)
222 COM_LAY11 = 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
223 #    (21) (22) (23) (24) (25) (26) (27) (28) (29) (30)
224 COM_LAY21 = 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
225 #    (31) (32) (33) (34) (35) (36) (37) (38) (39) (40)
226 COM_LAY31 = 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
227 #    (41) (42) (43)
228 COM_LAY41 = 00 00 00

 

(1)~(43)が、各コマンドを表しています。
例えば、
AUTO , 線 , 矩形 , 円弧 , 文字 , 点 , 寸法 , 2線 ,中心線, 連続線
( 1) ( 2) ( 3) ( 4) ( 5) ( 6) ( 7) ( 8) ( 9) (10)
のようになています。
寸法コマンドは、(7)です。
どのように割り当てられているかは、Sample.jwf
の1385行めに載っています。

 

次に、下の行にある、00が、レイヤーグループとレイヤを表しています。
ここで注意で、00は、レイヤの切り替えを行わない設定です。
ですので、直前のコマンドで使ったレイヤになります。

 

以上より、コマンドにより切り替えたいレイヤグループ、レイヤを00
の所に入れることで、次回立ち上げた時に、この設定が読み込まれます。

 

■動画解説

 

 具体的な例を動画で解説しましたので、参考にして下さい。
 (寸法、中心線、2線、文字、矩形について設定しました)